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もう一度あなたを リサ・クレイパス

もう一度あなたを (ライムブックス)
もう一度あなたを (ライムブックス)リサ クレイパス Lisa Kleypas

おすすめ平均
stars幼い恋は切なくて貴くて
stars必読!! 
stars2回読んで、まだ泣ける!
starsとてもせつなく、涙!!
stars恋に重症な二人

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私も文句なく★★★★★
ついでにもうひとつ★を加えたいほどツボ!のおはなし。

美貌の伯爵令嬢アリーンと、お屋敷の馬丁マッケナとの恋。

キャッ!キャッ!

この身分違いの恋って大好き。
しかも幼いころから温められ、深く心を通じ合わせるようになって・・・って
設定だけでもツボだわ。ロマンスの王道!
(ただ、この設定、なかなか練られたこれ!っていうお話ないんです。)

ふたりの甘くも切ない恋は、やがて伯爵の知るところとなる。
アリーンは愛するマッケナを守りたい一心で、心にもないことを口にし
マッケナに別れを告げる。

この、マッケナがお屋敷を去るところ
(400ページあるうちの65ページぐらい)、
ここまでの展開といい、設定、やりとり、
この作品の右に出るものがあったらぜひ教えてほしい。
ひとつひとつの文章、会話、素晴らしい。
ただただリサ・クレイパスに感謝。
正直★を何個つけても足りないわ
★★★★★★★★★★
是非このパターンでまた新たな作品を・・・



さて、お話は実はここからが佳境。
マッケナが去った後、失意の日々を過ごすアリーン
そしてさらなる悲劇が彼女に襲いかかります。
月日は流れ、12年後。
新天地アメリカに渡り
大富豪となったマッケナがアリーンのもとにやってくる。
「秘密」を胸にひっそりと暮らすアリーンのもとに。
過去の償いを求めて・・・。

「これは復讐なんかじゃない。苦い過去と決別するため・・・
厄介払いみたいなもんだよ。」

もうこのストーリーだけでも期待でワクワクのところ
このお話にはさらなる伏線が。
実はこの伯爵令嬢アリーンと、その妹オリヴィアというのは
あの「壁の花」シリーズのマーカス・ウェストクリフ伯爵の2人の妹!!
スピンオフとしても欠かせない一作なのです。
(オリヴィアの恋も素敵)




で・・・

大絶賛していてなんですが

マッケナがお屋敷を去るところまでの流れは
文句なく100点!いや120点!なんですが、
実はそのあと興奮のトーンがちょっと落ちる。
う~ん、惜しい。
あまりに全体が良すぎるからなおさら残念。

今回の
クレイパス作品のなところ

肝心かなめの設定に迫力がないというか、ちょっと違和感があるところ は


アリーンの抱える「彼には絶対知られたくない秘密

この秘密のために再会したマッケナとも、
もどかしい、切ないやり取りが続くのです。
最後の最後、ようやくその秘密を明かすアリーン。

「バカ野郎!君は全くバカだよ!」

マッケナは
「私がこんなことを気にすると思ったのか!」
って怒り狂うけど

まったくだよ

読者には彼女がひた隠す秘密がなんなのか初めからわかっているのですから
なおさらもどかしい。
読んでいる間中、フラストレーション溜まります。
彼の愛がこんな秘密ぐらいでどうこうするはずがないじゃない!!
確かに大きなトラウマではあるでしょうが・・・
どう考えても話のやり取りからしても
そんなはずないじゃん!!
アリーンの気持ちもわからなくはないけれど
NO!!!と言われ続けるマッケナがかわいそう。

まあ、だからこそ、あのラストのマッケナの怒号と叫びが
胸を締め付けるのですが。

で、正直なところ、
兄のマーカスいわく、「自分のプライドを気にして」、自分の秘密を隠し通すために
愛する男を地獄に落とすなんてこと、アリーンには絶対できないと思う。
それなのに、ラストのラストまでひっぱったところが
ちょっと違和感として残っている。

アリーンがどうしても知られたくなかった秘密
できたらもう少し別の秘密であったほうがよかった。
妹オリヴィアのためとか、兄マーカスのために
どうしても言えないという秘密なんてどうだろうか。
(勝手なこと言っていますが・・・)

本当に勝手なことを言ってごめんなさい!
いや、なんだかんだ言っても
この作品は私のベリーベストです。





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Edit
  1. 2010/08/10(火) 00:38:47|
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