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愛のカーテンコールを リサ・クレイパス

MYレビュー【リサ・クレイパス作品】を連載しています。
今日の作品は

愛のカーテンコールを(ライムブックス)
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まずは未読の方、ご注意を。
この作品はキャピタルシアターシリーズの第2作になります。
第1作は「ときめきの喝采」。
第2作のほうが先に邦訳、出版されてしまったのですが
必ずシリーズ1、2の順で読んだほうがおもしろいです。

前作「ときめきの喝采」に登場の大俳優ローガン・スコットがヒーローです。

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劇場経営一筋、芝居がすべての稀代の名優、恋愛なんて・・・という感じ。
前作では劇場のためにヒロインに便宜結婚を申し込んだりと、本当に
「恋に悩める男」のイメージがまったく湧かない
なんというか「たか~い舞台の上の、芝居の中のク~ルな男」でしたが

はい、本作では、もうなんといったらいいか。
恋に悶え苦しんでいた(笑)。


心に傷を持ち、鎧で身を固めていた男の愛への目覚め。
この辺のメロメロ、変身、溶解ぶりはクレイパスならではの筆力。
で、で、で・・・それがふたたび裏切られた!ときの
絶望感と怒り、痛み。上手い上手い!
この辺がお話の中盤ですが、ここからの展開も上手くて、あっという間に
読み終わってしまいます。
ヒロインのひたむきさといい、複雑なヒーロー像といい
まさにロマンス小説の鏡。
ひとひねり、ふたひねり、恋の葛藤満載です。


で、今日も敢えて言う。
クレイパス作品のなところ

肝心かなめの設定に迫力がないというか、ちょっと違和感があるところはというと

問題のヒロインの裏切りに関して

ヒロインはある計画を持って、見ず知らずのヒーローに近づく。
あらすじで大っぴらに紹介されているので実は内容(計画)は読む前からわかっているのですが・・・
なんと短絡的な・・・。うそでしょ??という計画。
(この設定のおかげで最初ヒロインに共感できなかった)

歳離れた婚約者との結婚から逃げるためには
スキャンダルにまみれて堕落するしかないというのが
ヒロイン・マデリンの計画・・・。

自分はその計画に利用されたんだ!とヒーローは激怒するんだけど、
なんていうか・・・あほらし・・・。

だって、だって、お話の中では
「計画」なんてそっちのけでふたりともはじめから恋にまっしぐら~なんですからね。
「魂胆を持って近づいた」といっても、とってつけたような(笑)。
何されたって許しちゃう!という感じでしたので・・・「裏切り」は
できたらもっと深刻な?設定がよかった・・・。

まっ、その辺の唐突さ、甘さはあまり突っ込まないで、
素直にヒーローの「裏切られた痛み」に同情しさえすれば
とっても、とっても素敵なお話です。

「ローガン、あなたにはわたしが、わたしにはあなたがいるじゃない。」

愛を恐れる孤独なヒーローをつつみこむヒロインの愛。
ラブラブなクレイパス作品は読後感がほんわかあったかい。



ファンの方、ぜひ一票お願いします。
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Edit
  1. 2010/07/07(水) 00:19:31|
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